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Sakura Days Japan Fair 2012 in Canada
Sake tasting in VanDusen Vancouver
2012年4月7(土)〜8(日)
期間中は天気にも恵まれ、ジャパン・フェアとしては3回目の開催となる、このイベントでは、最終的に11,000人もの人が広大な庭園がある「バン・デュッセン」を訪れました。酒ティスティングが行われたのはヴィジターセンター・クラスルーム。ここには一日目に375名、二日目にはなんと506名の酒ファンが訪れましたが、開始時間のずいぶん前から大勢の人が今や遅しと並んで待っていました。
スタッフがツマミにするスナックを準備している下の写真の奥には、並んで待っている人の列が見えます。
純米燗と食とのコンビネーションを提案するのが当協会のコンセプトですから、今回も特に”現地で購入できる食材”でおツマミをアレンジしました。
写真でおつまみの準備をしているのは、現地スタッフのChigu、Kazuhoと、男性は日本から参加してくれた鵜飼誠也会員です。
この日用意した純米酒は、埼玉県にある神亀酒造の「ひこ孫吟醸」「ひこ孫」「華吹雪」の三種。
「ひこ孫吟醸」にはプレーン味のコーンチップスにオニオン風味のハマス(Humms)をディップしました。
ハマスはゆでたヒヨコマメに、ニンニク、練り胡麻、オリーブオイル、レモン汁などを加えてすりつぶし、塩で調味したペースト状の料理で色々な風味のタイプが売られています。
また、コーンチップスも日本であまり見かけた事が無いのですが、これもこちらではポテトチップスより色々な種類のものが販売されています。
このコーンチップスが、神亀酒造の純米酒にとても良く合うことを、色々試食している中で発見し「華吹雪」にはカップ状のコーンチップスに中辛のサルサソースとサワークリームをトッピングした物をあわせました。意外な美味しさに同じ会場で他社の日本酒をサーヴしていたディストリビュータさんも、ちょっと驚いた様子でした。
「ひこ孫」に合わせるツマミは日本で考えてきていました。ローズマリー風味のクラッカーにバジルペーストを塗って、その上からマンゴーピューレ(無糖)をたっぷりトッピングしたものです。
もし現地で売っていないと困ると思い、日本から少し持ってきていましたが、念のため、現地でいくらか購入して備えてはいました。無糖のマンゴーピューレは見つらず、あまり甘くないのを用意しました。
それで間に合うと思ったのが、初日にまさかの375名。純米酒の四合瓶が13本空になり、酒はもう何ともなりませんが、紙ナプキンや紙皿も含め、全ての食材を補充しなければなりませんでした。
純米燗をサーヴしているのは現地NPO "The Canadian Association of Pure Sake Promoters"の代表Davidです。現地でのイベントは毎回彼のグループにサポートしてもらっています。
この写真を撮った時は人の波が一段落していましたが、この後入場制限がかかる程大勢の人が訪れ、会場が人であふれました。
当協会が必ず実行しているのが、会場内に料理が無ければ自分で用意するということです。参加者はチケットを3枚持ち、つまりひとり3盃しか飲めないルールですが、そのためかこの両日、三枚とも我がブースで使用した酒ファンが多かった事もご報告しておきます。(残念ながら回収したチケットのブースごとの集計は出されませんでした)